http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZD7S86JTSEB01.html
日銀も日本円刷りまくり資金ジャブジャブ政策を拡大し、物価の上昇率1%を目標にするらしい。先日のエントリ「2%のインフレ目標は昇給無しの給与所得者に取っては痛い」( http://thx111.iza.ne.jp/blog/entry/2591539/ )で書いたが、これは日本でも同じである。
2年位前にNHKで日本のデフレの深刻さを報道している番組(何の番組だか忘れたが)を見た。あるスーパーでは熾烈な価格競争を勝ち抜く為に、商品の納入業者に一層の低価格の商品の供給を要求する。だからそのスーパーに豆腐を納入する業者も爪に火をともすようなコストカットをしてスーパーの要求に応える。そのスーパーで働く従業員も、豆腐を納入する業者で働く従業員も(正社員だったか覚えていないが)給料が安いので、無駄な支出もせず、自分の食料品の買い物に行っても1円でも安いものを買い求める。(かなり端折った説明だけれど)これがデフレの悪循環である。
日本社会で正社員の数が減り、非正規雇用が増え、労働者の平均給与所得が減り、格差社会が拡大している事がデフレの要因の一つなのだから、こうした要因を一つ一つ政治が解消して行かなければ、日銀が円札を刷りまくって市場に供給しても株価や商品先物などの資産価値ばかり上がって、資産家は恩恵を受けても、給与所得者は殆ど恩恵を受けられない。それどころか給与が上がらずに物価だけ上がれば生活がもっと苦しくなる。
2月6日の参議院予算委員会では自民党議員などが日銀の緩和策が足りないなどと白川総裁にヤジを飛ばしていたらしい。「若者の働き方や、価値観が変わった」などと言って、非正規雇用で結婚も出来ない現代の若者を問題視し、デフレが止まらない日本社会の根本的な問題に目を向けようともせず、日銀に資金ジャブジャブ政策をせまるとは...自民党は本当に酷いよな。(今のドジョウ民主党も変わらないが。)


by unimaro
ダルビッシュがんばれ。