http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120204/k10015781081000.html
(上記リンクから転載)
アメリカの金融大手、ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファインCEO=最高経営責任者が受け取った去年のボーナスは、業績が低迷したことから前の年より減ったものの、700万ドル(日本円で5億3600万円)に上ることが明らかになりました......(途中省略)ゴールドマン・サックスは、去年、業績の低迷で従業員の7%に当たる2400人の人員削減に踏み切っており、こうしたなかでも高額の報酬を受け取り続ける金融機関の経営者の姿勢が問われることになりそうです。
(転載終わり)
ということで、相変わらずゴールドマンの最高経営責任者のボーナスは巨額である。よくよく考えてみれば金融危機以降、この会社も米政府から陰に陽に公的資金の注入を受けてきた会社である。国民の血税の注入を受けて救済された会社がこれほどのボーナスを払うのはアメリカでは当たり前、貰ったもん勝ちという事で社会問題としても取り上げられない。「オキュパイ運動」もかなり下火になってしまった。
リーマンショック後に金融市場が破綻すると大騒ぎをして大手金融機関への公的資金注入を議会にせまった、当時のポールソン前米財務長官はゴールドマン サックス出身だったなあ。
そう言えば、昨年11月にヨーロッパ中央銀行の総裁に就任したマリオ ドラギ総裁もゴールドマン出身。同じく昨年11月に就任したイタリアのマリオ モンティ首相もゴールドマンの国債顧問だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/マリオ・ドラギ
http://ja.wikipedia.org/wiki/マリオ・モンティ
ヨーロッパでゴールドマンとの関わりの深い政治家、中央銀行、IMF関係者は二人のマリオだけではないらしい。
だから以下の様な記事が英国インディペンデント紙の掲載されたりするのだろう。
What price the new democracy? Goldman Sachs conquers Europe
そう言った事を考慮して以下の記事を読んでみると、今ヨーロッパで起きている債務危機の見方も変わるはずだ。欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)が救済しようとしているのはギリシャなのか、それともギリシャが債務不履行に陥れば、貸し倒れで巨額な損失を計上してしまう大手金融機関なのか。
【コラム】欧州危機に関する10の疑問
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_385540?mod=WSJFeatures
(上記リンクから以下転載)
8.本当はギリシャ国債を大量に保有しているフランスやドイツの銀行を救済しようとしているのに、「ギリシャ救済」と言い続けているのはなぜか。ギリシャはすでに緊急融資を受けており、それも使い果たしてしまった。ギリシャは救済などされていないのだ。「救済」という言葉に人々の生活を一段と困窮させるという意味があるなら話は別だが。ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ首相には、ギリシャではなく、両国の有権者の救済が目的であるということを認めさせるべきではないだろうか。
(転載終わり)
ユーロという通貨が出来、それに加盟する国々は色々な形で通貨ユーロから恩恵を受けてきたと何かで読んだ。
ギリシャのように過去200年のうちに5回も債務不履行に陥った事のある国でも、通貨ドラクマを廃止してユーロ圏に加盟してからは比較的低金利でお金が借りられる(国債が発行できる)ようになった(イタリア、スペイン、ポルトガルとかもこの類)。そしてドイツのような輸出国は、ドイツマルクに比べユーロの方が比較的に安いので、ユーロという統一通貨になってからはマルクに比べて安いユーロを武器に輸出競争力が高くなった。だから今回のユーロ危機がおきてユーロ安になるのは輸出大国ドイツにとっては悪い話ではない。
何度も書くがギリシャは債務不履行した方が国民のためだろう...おっと違った、今回はゴールドマンについて書いていたんだっけ。ゴールドマンと言っても業績悪くなれば従業員は2400人も解雇されちゃうんだから、従業員は1%ではなく99%の方なんだろう。
とにかく、ゴールドマンを始めとする大手金融機関出身の人間がECBの総裁になったり、イタリアの首相、アメリカの財務長官などになっているの事や、こういった大手金融機関がロムニーやオバマに巨額な献金をしていることを知ると、いつもの民主主義とはなんぞや?という言葉が出てきてしまう。いろいろなニュース報道とかの見方も変わる。
またいつものようにまとまりのないエントリになってきたので、この辺で終わり。


by unimaro
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