今日は金相場が1オンス$100以上下落した。
二日前に上海黄金交易所が証拠金を引き上げたあたりから金相場が下落を開始。昨日、今日と大きく値を下げて、今日の午後にニューヨーク商品取引所が8月11日に続き今月二回目の金先物の証拠金引き上げを発表。
ヨーロッパの債務問題、アメリカの債務問題、アメリカ経済、世界経済の見通しは何も変わっていないのに、メディアは金融市場安定の憶測から金が売られ株式が買われたなどと報道している。
NY金先物:急落、104ドル安-金融市場安定の憶測で逃避需要後退
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=ajkTwQGt1em0
確かに金は急騰していたから、この辺で急落というのか、調整してもおかしくないのだろう。ただしそれが金融市場が安定したり、ヨーロッパの債務問題の解決見通しがついたからではないので、遅かれ早かれまた1オンス$1900台に戻ると見ているのは私だけだろうか。
ニューヨーク商品取引所が証拠金の引き上げを発表する前から金価格が暴落したという事は、証拠金引き上げのニュースを事前に知っていた人達がいたという事なのだろうか。関係者スジ、インサイダーからのリークというのは日常茶飯事だろうし。それを知らない一般投資家がいつも大きく損をしてしまうのだろう。
ここ数日、アメリカ時間で明後日に行われるジャクソンホールでの講演でFRBのバーナンキ議長が追加緩和QE3を発表するだろうという期待から株価が上昇している。去年に続き今年もバーナンキが株式市場に追加緩和という朗報を流してくれるのでは、と株式市場は期待している。
でも昨日、今日の金の下落はジャクソンホールでバーナンキがQE3を発表しないという情報がすでに漏洩されていて、更なる金融緩和が無い事を知った投資家が金を売りに出しているのではと憶測する人もいる。
明後日のバーナンキの講演に世界の投資家が注目している。さあ今週末にQE3は発表されるのか、それとももっと株式市場が下落するまで発表されないのか。
もしQE3が発表されなければ金、銀相場はしばらくは下落するかもしれない。でも長い目というか、今後半年から1、2年先の金相場はまだまだ上昇するだろうと見ている自分は間違っているのだろうか。


by thx111
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