アメリカの債務上限の引き上げについて報道されている。債務上限が引き上げられなければ債務不履行となり...世界経済が大打撃を受けると。
何度も書いたが、これもタダの茶番であり、今回は債務不履行にはならないだろう。(今後数年から10年後以降になるのだろうか、それがいつかはわからない。)
日本でもこの茶番のニュースに注目している人も居るかもしれない。アメリカでも新聞、テレビニュースである程度騒がれている。
でも、筆者が街に出て待ち行く人達を見ていると「これが本当に、8月2日以降に国債の債務不履行になる可能性のある国なのだろうか?」と疑問に思ってしまう。
毎日午後3時過ぎに夏休みのサマーキャンプに通っている息子を迎えに行く。くるまで街の中を通って迎えに行くが、平日の午後3時だというのに、シャレたレストランの前を通るたびに、レストランの外の歩道に置かれたテーブルについて昼間から晴天の下でビールやワインを楽しむ人達を多く見かける。これが本当に来週、債務不履行になる可能性のある国の住民かと思いながら彼らを見る。
その情景を見ているとイラク戦争開戦当時のアメリカを思い出す。イラク侵略戦争をアメリカが始め、多くのイラク国民とアメリカ兵が毎日死んでいるのに、私の地元の繁華街に出れば平日の昼間からショッピングを楽しむ人達、レストランでビールやワインを楽しむ人々を見て、「これが本当に戦争をしている国の国民か?」と疑問に思うほど、多くの米国民は「イラク戦争なんて他人事」見たいな生活を送っていた。
そう言えば、今でもアフガンとイラクに米兵が駐留している。だから、8年前に比べて規模こそ小さくなったものの、私の住んでいる地元では反戦運動を続けている人達がいる。毎週金曜日に彼らがプラカードを持って反戦運動をしている道を通る。
反戦運動と言っても毎週4人から7人くらいの人達が街角でプラカードを持って主張しているだけである。プラカードには「あなたの払う税金の48%は軍事費に使われている。」、「ワシントンD.C.をイスラエルの支配から奪還しよう!」、「毎年何千万ドルもの税金がイスラエルの軍事支援に流れている」、「イスラエルへの忠誠心とアメリカへの忠誠心は違う。」などとの文句が書かれている。
確かに何兆ドルもの債務を抱える(民主主義を標榜する)アメリカという国が、イスラエルやエジプト、パキスタンなど数多くのの親米独裁国家に軍事、経済支援をしているのは、色々な意味でまったく理解できない事である。
このブログでも書いてきたが、米国の債務の多くはその巨額な軍事費から起因している。反戦運動家のプラカードには「あなたの払う税金の48%は軍事費につぎ込まれている。」というのは詭弁ではない。まさにその通りである。私の住む市の公立学校(小中高)の多くでは十分な教育費を得られないので、予算カットのために体育、音楽、美術の授業は無いのである。だけれどもアメリカの軍備は世界で超一流である。それがアメリカの現実。
ちょっと話がそれてしまったが、アメリカ国民の多くは、自国が戦争をしていても、自分の家族や知り合いが兵士としてい戦争に参加していなければ、戦争には反対であっても、戦争は他人事であり、それと同じで債務不履行も(まだ)他人事なのです。
今回の債務不履行騒ぎも茶番であると米国民が一番よくわかっているのだろう。昨日は連休でもないのに、いつものように金曜日のお昼過ぎの早い時間から、行楽地に出かける車、RVやボートを引っ張って走るピックアップトラックで高速道路は渋滞していた。債務不履行などどこ吹く風。


by unimaro
ダルビッシュがんばれ。