今日はNYダウ平均が一時13,000ドル台を回復したニュースが、アメリカでも日本でも大きく報道されていた。
NHK朝のニュースでは、ギリシャ支援のメドがついた事、アメリカの住宅市場が回復している事、アップルなどの業績が好調で米景気が順調に回復しているのが理由などと言っていた。
ダウが3年9ヶ月ぶりに13,000ドル台を回復したらしいが、3年9ヶ月前、2008年5月の金(ゴールド)の価格は1オンス当たり約850ドルから930ドル位の間で推移していた。今日、2012年2月21日の金の価格(NY)は1750ドル位だったのでちょうど3年9ヶ月前の金の価格の2倍くらいである。という事は、ダウで取引されている株(平均値として)を3年9ヶ月保有していたとすると、リーマンショック後の2009年の3月の大暴落を経て、やっとリーマンショック前の2008年5月の価格に戻っただけの話である。その同じ額のお金を金(ゴールド)に投資(投資ではなくて通貨価値の保存でしかないのであるが)していれば、同じ3年9ヶ月の間で(ドル換算で)2倍になっているのだ。ダウ平均は金(ゴールド)の価値で換算すれば半分になってしまっているということである。
http://www.zerohedge.com/news/dow-passes-13000-nominal-terms-here-real-picture
金の価格は去年の夏に1オンス当たり$1,900に迫ったあたりで暴落して、メディアでは金のバブルは終わっただの、金は株式のように配当が無いから株式よりは魅力的でない投資だなどとの、金の価値をわざと貶めようとする各国の中央銀行と大手金融機関に支配されたメディアがいつも同じ様な嘘を繰り返し報道しているが、現実は上記した通りなのである。あなたがもし投資家であれば過去3年9ヶ月の間に株式に投資するのと金に投資するのとどちらがトクであったのか一目瞭然でわかるはずだ。
昨年夏の1オンス当たり$1,900近くから暴落したと言っても、一番価格が下がった去年の暮れで1オンス当たり$1530辺りなのだから、一年前の2月の$1380/オンスに比べてまだ$150/オンス高い。(まあ、またそこまで金の価格が下落するようならば、自分はまた引き続き買い足してしまうだろうなあ...おっと、これは独り言なので金の投資は自分の判断で行ってくださいよ。これはタダの暇人主夫の独り言のブログですよ。)
世界中の中央銀行の資金ジャブジャブ政策により、見た目の株価や資産価値は上昇して、景気が回復しているように見えるが、実際は資金ジャブジャブ政策により通貨価値が下落したので株価が上昇しただけなのである。だから金の価格に対して株価は下落している。
ここ数年、相対的にドルインデックス(ユーロ、円、ポンドなどバスケット通貨に対するドルの価値)が下落すると米国株式市場は上昇している。その同様の例が先日の日銀による追加緩和の発表以来の日経平均の株価である。日本円が円安になり円の通貨価値が下落すると日経平均の株価が上がる。一見、日銀の政策により株価が上昇しているように見えるが、それはただ単に通貨価値が下落しているだけなのである。しばらく前はダウが1万ドル台を回復したのに、日経平均はまだ8000円台だ、などと懸念されていたが、カラクリの種はただの通貨下落なのである。アメリカの住宅市場がどうだの、アップルの業績がどうだのというのは、今では株式指標と殆ど関係ないのである。それだけ米中央銀行のバーナンキがドル札を刷りまくってドルの価値が下がっているという結果である。ダウが一万円台を回復しても円高の日本円に換算すれば、ここ数年メディアが騒ぐほど上昇していないのである。世界中で通貨下落競争が起きているだけなのだ。日銀もその波に乗って円札刷りまくり政策を発表し、円の価値が下落し(円安)たから、それと同時に日経平均が急上昇している。ただそれだけの話である。
前回ダウ平均が$13,000台をつけた2008年の5月は金の価格が1オンス当たり約$890ドル。
3年9ヶ月ぶりにダウ平均$13,000台に到達した今日の金の価格は1オンス当たり約$1750ドル。
やっぱり現物金かな?
(これはタダの暇人主夫の独り言のブログですよ。なので金の投資は自分の判断で行ってくださいね。)



by thx111
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